
1880年には2代目のシャルル・エミールが、現在エルメス本店のあるフォーブル・サントノーレに移転して、製造、卸しだけではなく、直接販売を始めたのでした。
これは、失われていく伝統を守りたいという、職人芸を何よりも大切にしてきたエルメス・スピリットがさせたものでした。
そして、それが世界の王侯貴族をはじめ、あらゆ人々に愛されるエルメスの最大の魅力でああり、バーキン・ケリーという名こそが誰もが憧れる、すばらしき職人の生み出した、気品と実用性を兼ね備えた世界中から愛される永遠の宝といえるのではないでしょうか。